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核兵器禁止条約
第3回締約国会議を
もっと盛り上げたい。

来年3月に開かれる核兵器禁止条約の第3回締約国会議では、旧ソ連による核実験で甚大な被害を受けたカザフスタンが議長国を務めます。
カザフスタンの核実験被害者を長年にわたって支援してきたヒロセミ、広島で国会議員に核兵器禁止条約への姿勢を問うカクワカ広島、そして、広島を拠点に「黒い雨」の取材を続けるジャーナリスト・小山美砂。
私たちが新しいプロジェクトを立ち上げました。
核兵器のない世界を実現に向けて、まずは核被害者の「今」を知る必要があります。
核廃絶の議論をリードするカザフスタンともっと繋がるために
あなたもプロジェクトに参加しませんか?

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CONCEPT

はじめに
私たち「核禁条約をすすめるヒロシマ・カザフスタン実行委員会」は、2025年3月にニューヨーク国連本部にて予定されている、第3回核兵器禁止条約締約国会議への関心を高めるために発足しました。同会議で議長を務めるカザフスタンでの現地取材、全国でのキャラバンアクションを通じて、核兵器禁止条約のことをもっと広めていく共同プロジェクトです!

達成したいこと

核兵器禁止条約第3回締約国会議で議長国を務めるカザフスタンに現地取材へ行き、条約への関心を高めるための全国キャラバン実施に向けた資金を集めたい!

みなさんへの呼びかけ

このプロジェクトへの参加方法は2つ。
①寄付で活動を支える
②あなたの街でイベントを開催する
(全国キャラバンについて詳細は以下)

全国から一緒にプロジェクトを盛り上げてください!

TEAM

私たちがプロジェクトを進めています
「核禁条約をすすめるヒロシマ・カザフスタン実行委員会」は、ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト(ヒロセミ)、核政策を知りたい広島若者有権者の会(カクワカ広島)、ジャーナリスト・小山美砂でつくるプロジェクトチームです。

ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト(ヒロセミ)

セミパラチンスク核実験場周辺に住む、多数の住民が放射能被害で苦しんでいるのを知った人たちが医療支援に立ち上がり、セミパラチンスクの被害者に救援の手をさしのべたいと思う市民参加によって、1998年9月7日に発足しました。セミパラチンスクの被害者を支援し、彼らと連帯していくことは、ヒロシマが訴える核兵器廃絶を実現し、地球上から核による悲劇をなくすための重要な行動になると確信し、広島市民の責務として活動を進めています。

核政策を知りたい広島若者有権者の会(カクワカ広島)

「日本はなんで核兵器禁止条約に入ってないの?」という疑問を抱いた、主に広島に住む大学生・社会人が「自分たちも今行動を起こさなければいけない」と思いを一つに集まりました。広島選出の国会議員に直接会い、核政策に関する日本政府の姿勢についての考えを尋ねています。面会に応じた議員の核兵器禁止条約や核政策に対する見解は、SNSや報告会で発信。また、私たち一人ひとりが核時代を生きる当事者であることをより広く共有するために、さまざまなイベント企画にも取り組んでいます。

ウェブサイト:https://www.kakuwakahiroshima.org/

小山美砂

ジャーナリスト。1994年生まれ。2017年、毎日新聞に入社し、希望した広島支局へ配属。被爆者や原発関連訴訟の他、2019年以降は原爆投下後に降った「黒い雨」に関する取材に注力した。2022年7月、「黒い雨被爆者」が切り捨てられてきた戦後を記録したノンフィクション『「黒い雨」訴訟』(集英社新書)を刊行し、優れたジャーナリズム作品を顕彰する第66回JCJ賞を受賞した。大阪社会部を経て、2023年からフリー。広島を拠点に、原爆被害の取材を続けている。

What's TPNW?

そもそも核兵器禁止条約とは?
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核兵器禁止条約 Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons (TPNW)

核兵器の使用・使用するとの威嚇・開発・生産・実験・貯蔵を明確に禁止するとともに、いかなる人々に対しても、またいかなる方法においても、条約が禁止している活動に対しての援助・奨励・勧誘をしないようすべての締約国に義務付けた史上初の国際条約が、核兵器禁止条約です。2017年、国連で122カ国の賛成によって採択され、2021年に発効しました。2024年8月現在、93カ国が署名、70カ国が批准していますが、日本は署名も批准もしていません。

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Nuclear Damage in Kazakhstan

カザフスタンの核被害

1949年8月29日、米国の核兵器に対抗して、ソ連(当時)はカザフスタンのセミパラチンスク核実験場で初めての爆発実験を実施しました。以来、米ソの核軍拡競争は激化。日本の四国とほぼ同じ面積を持つセミパラチンスク核実験場では、40年間で450回以上に及ぶ核実験が秘密裏に行われました。その結果、大地は荒れ果て、蓄積された放射能によって、多くの周辺住民が今も健康被害に苦しんでいます。

終わらない核被害、核の脅威を知るカザフスタンは今、世界で核廃絶の議論をリードする国の一つです。同国は2018年3月に核兵器禁止条約に署名し、翌年8月29日に批准しました。2025年3月に予定されている同条約の締約国会議では議長国を務め、条約第6条に定められる被害者への援助と環境の修復に関する議論がどのように進展するか注目されています。

Project Scope in Kazakhstan

現地取材の狙いとスケジュール(予定)
カザフスタンへの取材は、ジャーナリストの小山美砂が9/1~9/11(移動日含む)の日程で実施します。今回、取材パートナーとして広島の地元紙である中国新聞社の協力を得ることができたので、同社所属のカメラマン・山田尚弘さんと共に渡航します。

現地での取材にはセメイ医科大学の他、ヒロセミが支援した第1期の留学生・アケルケ・スルタノヴァさんが通訳・コーディネーターとしてサポートしてくれます。
ねらい①
セミパラチンスク核実験場を巡る被害の現状

セミパラチンスク核実験場の閉鎖から30年超。しかし、被害者の苦しみは今も続いています。国内での援助法が不十分として声を上げる市民運動があるとの情報もあり、小山が長く取材を続けてきた広島の「黒い雨訴訟」とも重なる問題です。すべての核被害者を救済するためには何が必要で、私たちには何ができるのか?その手がかりとなる取材を進める予定です。

ねらい②
核兵器禁止条約第3回締約国会議で議長国を勤めるカザフスタンが、どのように核被害者の救済をリードしようとしているのか?
カザフスタンが核兵器禁止条約の枠組みの中で設立しようとしているのが、核被害者救済のための「国際信託基金」です。120万人以上が核実験の被害を受けたとされるカザフスタンはこの議論をどのように進めようとしているのか? 広島、長崎に原爆が投下された経験があるにも関わらず、条約に背を向け続ける日本政府との違いも探ります。
メリット
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。

アケルケ・スルタノヴァさん
現地取材コーディネーター

1983年、セミパラチンスク市(現・セメイ市)出身。2000年から山陽女学園高校に留学し、カイナル大学、一橋大学大学院を経て在カザフスタン共和国日本大使館や在日カザフスタン大使館で秘書通訳として勤務した。著書に『核実験地に住む――カザフスタン・セミパラチンスクの現在』(花伝社、2018年)

Project Scope in Japan

国内でのスケジュール(予定)

【イベント終了】8/27(火)キックオフイベント「ジャーナリスト小山美砂が行く!広島→カザフスタン取材旅キックオフ〜第三回締約国会議に向けて〜」

日時:2024年8月27日(火)19:00-21:00
会場:Social Book Cafe ハチドリ舎
 
店内(1,500円+1drink)
オンライン(1,500円)
◎学生無料(店内は1drink)
来年3月の核兵器禁止条約第三回締約国会議の議長国は、ソ連による核実験の被害国でもあるカザフスタン。『「黒い雨」訴訟』著者のジャーナリスト小山美砂が、現地の今を知り、核被害者救済のあり方を改めて考えるためにカザフスタンに取材旅に向かいます。取材とその後の報告を通して、一緒に締約国会議に向けた機運を高めていきましょう!

【イベント終了】9/29(日)ジャーナリスト・小山美砂さん帰国報告会 カザフスタンに行って聞いた核被害者の叫び

日時:2024年9月29日(日)13:00〜15:00
会場:広島弁護士会館
 
一般:1,000円
学生:500円
1949年8月29日、カザフスタンのセミパラチンスク核実験場で旧ソ連による最初の核実験が実施されました。それから75年。来年3月の核兵器禁止条約第三回締約国会議で議長国を務めるカザフスタンでは何が変わり、何が変わらないのでしょうか。取材旅を終えたばかりのジャーナリスト・小山美砂さんと中国新聞映像部・山田尚弘さんに、カザフスタンの今についてご報告いただきます。今回の取材で撮影された写真・映像とともに、現地からの叫びを聴き、私たちに今何ができるのか、一緒に考えてみませんか。

10/5(土)上映会&トークイベント「核の被害とたたかう人びと」~カザフスタン渡航報告〜【東京】

日時:2024年10月5日(土)10:00〜12:00
会場:聖心女子大学 4号館ブリットホール
参加費:無料
主催:核兵器をなくす日本キャンペーン
登壇者:

砂田智映(創価学会インタナショナル軍縮・人権部長)
小山美砂(ジャーナリスト/「『黒い雨』訴訟(集英社新書)著者」
川崎哲(ICAN国際運営委員/ピースボート共同代表)
このイベントでは、核被害者フォーラムへの参加や核被害の実態の取材のためにカザフスタンを訪れた3名が、それぞれの観点から現地に渡航した報告をします。それを通じて、原爆被害の実相を知る日本が世界の核被害者援助にどう貢献していけるのかについて考えます。

10月頃、全国キャラバンスタート!

小山、実行委員会メンバーがあなたの街にお邪魔して、カザフスタン取材報告や核兵器禁止条約に関するレクチャーなど、ご要望に合わせたイベントを実施します。全国キャラバンを通して、来年3月にニューヨーク国連本部で開催される核兵器禁止条約第3回締約国会議への機運を高めます。キャラバンの受け入れを希望する個人・団体の方を募集中です!

<イベントテーマの例>
核兵器禁止条約とは?
第3回締約国会議に向けて
議長国であるカザフスタンの姿勢
セミパラチンスク核実験場を巡る被害の現状
黒い雨の被害から見たカザフスタンの今
核兵器禁止条約6、7条とは何か?
カザフスタンと日本の違い/なぜ違うのか?
核廃絶に向けて私たちにできること
ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクトの活動について

Where does your donation go?

資金の使い道

集まったご寄付は以下の用途に使わせていただきます。

  • カザフスタン現地通訳+コーディネート料
  • 現地での取材費
  • キャラバンに係る交通費、人件費、雑費

  • ※このプロジェクトでいただくご支援は、寄付控除の対象ではございません。何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。


  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

NEWS

お知らせ
2024年8月1日
「核禁条約をすすめるヒロシマ・カザフスタン実行委員会」プロジェクトスタート!ホームページを立ち上げました。
2024年8月6日
8月6日配信の『荻上チキ・Session』に小山美砂が出演し、当プロジェクトについてもお話ししました!
2024年8月7日
8月7日配信のDialogue for People『Radio Dialogue』に小山美砂が出演し、当プロジェクトについてもお話ししました!
2024年8月29日
核禁条約をすすめるヒロシマ・カザフスタン実行委員会のインスタグラムを立ち上げました!
2024年9月8日 9/29(日)開催「ジャーナリスト・小山美砂さん帰国報告会 カザフスタンに行って聞いた核被害者の叫び」のイベント詳細を公開しました!
2024年9月30日
ポリタスtv に、小山美砂、山田尚弘が出演しました!
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お問い合わせ

プロジェクトに関するお問い合わせは以下メールアドレスまで
核禁条約をすすめるヒロシマ・カザフスタン実行委員会
info@kakuwakahiroshima.org
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